どうぞ押せ

2025.04.04

神保町のオフィスには、時々ワーカーさんも訪ねてくる。
しかし、慣れない路線を乗り継いで、ほっそいペンシルビルを捜し、たどり着いたら薄暗い雑居ビル…
「株式会社DYD」の銘板は出ていても、ドアをノックするのはためらうかもしれない。
結城さんと相談して、ワイヤレスチャイムを買った。
ここらへん?というところに取り付けた。
チャイムにはベルのイラストが描かれているけれど、果たしてピンポンしてくれるだろうか。

「多言語で『押してください』って表示されてたら、うちっぽくて良くない?」
結城さんの発案で、ブリッジスタッフに翻訳を発注。
ついでにAIにも訳させて、日本語・中国語・ベトナム語・英語・ネパール語・スリランカ語(シンハラ語)・ミャンマー語・バングラデシュ語・マレーシア語を並べた。
すると、タイ語をかじった青山さんからタイ語追加のリクエストがあった。
タイ語。もちろんさっぱり分からない。
またGoogle Geminiの出番だ。
「押してください」を訳したら「กดปุ่ม」と出た。
だいぶ短いなと思いつつ、印刷し直して貼り出した。
今度は「たぶん、これは命令形の『押せ』になっている」という物言いが付いた。
Geminiを問い詰めたら、「最初に『กรณุ า』を付けると丁寧になる」とのこと。
「please」や「どうぞ」みたいなものかな?と首を傾げながら修正した。

AIは便利だけれど、正しいかどうかが判断できないので難しい。
とりあえず貼っておいて、その言語のネイティブスピーカーが来社したら、確認してもらおうと思っている。
お待ちしております。

総務の松田

お問い合わせもお待ちしております。
https://dydworks.co.jp/contact/

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