されどゴミ

2025.03.21

入社前の面接で、「いそがしくて掃除する暇も、ゴミを出す余裕もない」と聞いた。
覚悟して出社した。
確かに片づけ甲斐と掃除のし甲斐あるオフィスだった。
思い出したのは、ゴミ清掃芸人のマシンガンズ滝沢さんの言葉
「ゴミの捨て方がズサンな会社は、きっと経営もいい加減で、社員には愛社精神なんかない。だから短期間でなくなってしまう」
せっかく入った会社が潰れては困る!
結城さん、ゴミ箱を買ってください。少なくとも4つ。こういうの」
「ゴミ箱ごときに、こんなにお金かけんの〜?」

ゴミ箱ごとき、ですって…?

私が自宅で使っているのは、ペダルを足で踏むと蓋が左右に開き、音もなくふんわり閉まる、4千円のダストボックスだ。
毎日、何度もお世話になるものを「ごとき」だなんて私は思わない。
しかし妥協してほどほどのものを探し、買ってもらった。
さあみんな、きちんと分別生活のスタートよ!

始めてみたら、意外と出来ていなくて驚いた。
キャップとラベルが付いたままのペットボトル。
ゆすいでいないし、つぶしてもいない。
リサイクル出来るきれいな紙が、燃やすゴミに入っている。
汚れていないプラスチックも一緒くた。
有名ホテル清掃の研修も担当しているブリッジスタッフたちなのに、どういうことだ?

おいおいと内心ツッコミながらゴミを再分別する。
事業ゴミは、社名を書いたゴミ処理券を貼って、集積所に出す決まりだ。
脳内のマシンガンズ滝沢さんが拍手してくれる。
「このDYDっていうところのゴミはいつもちゃんとしてるなあ。どんな会社かな?」
はい、清掃業務も受託している会社です!

燃える総務の松田

 

スキマバイトでは対応しづらい習熟度が必要な業務もDYDならばOK

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