サービス最優先の国【ブリッジスタッフ:倉 瑞曼(チャン ルイマン)】
社員インタビュー第3弾は、ワーカーさん出身の倉さんです。
Q:来日したきっかけは何ですか?
A:子どもの頃から、日本のアニメや漫画が大好きでした。
いちばん好きな「スラムダンク」の影響で、高校生の時にバスケ部に入りました。
中国で働いていましたが、とても不景気だったので、将来のことを考え直しました。
妹に「お姉ちゃんは日本の文化が好きだよね、日本に行ってみたら?」と勧められました。
周囲には大反対されましたが、母と妹だけが応援してくれました。
独学で3ヶ月、日本語を勉強して、2019年に留学しました。
Q:来日してみていかがでしたか?
A:日本語学校で2年弱、勉強しました。
最初は、クラスで最年長なのが恥ずかしかったですが、クラスメイトや先生に恵まれました。
楽しかったですが、そのうちコロナ禍で、在宅の勉強に変わりました。
オンライン授業は集中できないし、よく聞き取れないしで、学費がもったいなかったです。
卒業後、アパレルの専門学校に1年間、通いました。
モデルのアルバイトをしていました。
お給料は安かったですが、色々な服を着たりメイクをしたり、楽しかったです。
Q:OSTAYグループで働き始めた経緯を教えてください。
A:もともとワーカーとして、アルバイトをしていました。
学費を自分で払っていたので、清掃の仕事はお給料が良くて助かっていました。
最初、渋谷のホテルで1日働いたら、翌日お客様が仕事振りを褒めてくださって、研修官に推薦してくださいました。
専門学校を卒業したら、ビザが切れてしまうので、就職しなくてはいけません。
それで、バイトでお世話になっていたOSTAYグループに「正社員を募集していませんか?」と訊きました。
Q:とても小さな会社に就職するのは、不安ではありませんでしたか?
A:当時は社員が3人しかいませんでした。
でも普段やり取りをしていたブリッジスタッフの秦さんがとても良い人だったので、信じてみようと思いました。
2022年に入社した当時は、会社の規模が今より小さかったので、ビザが1年更新で大変でした。
DYDの仕事はいそがしくて大変ですが、たくさん勉強して成長できていると思います。楽しいです。
私は率直な性格で、最初は同僚とよくぶつかって、意見の違いから言い合いになることもありました。
謝る理由が分からなくて、謝れませんでしたね。
でも友達のアドバイスを聞いたりして、柔らかい対応の仕方を学びました。
今は、自分ではなくワーカーさんのミスについても、お客様に謝っています。
日本はサービス最優先の国ですから!
Q:今後のご予定は?
A:DYDで仕事をがんばって、いつか、永住ビザを取得したいです。
塩城(えんじょう)の実家にいる小白(シャオバイ)ちゃんです。