⾃分らしさを⼤切にできる⾃由な環境【ブリッジスタッフ:チャン カン ヒエン】
社員インタビュー第5弾は、新卒で入社したヒエンさんです。
Q:日本に興味を持ったきっかけは何ですか?
A:私が生まれ育ったダナンは、日本の複数の市が友好都市で、日本に関する催し物がよく開かれています。
そこで日本の文化に触れたり、テレビで茶道を知ったりしました。
高校生の時、日本語教室に週2回、通い始めました。
ベトナムの大学に進学しましたが、国の事情で就職が難しいので、留学することにしました。
Q:大阪ですね?
A:はい、まずは日本語学校に通いました。
ベトナム人は私ひとりだし、学校は厳しかったし、最初は寂しくて辛くて泣いてしまいました。
日本語は、ベトナム語と全く違う漢字と、複雑な敬語が難しいですね。
⼤阪の⽅⾔、特にお爺さん、お婆さんたちの発⾳がなかなか理解できませんでした。
でも必死に勉強して、1年半後に大学に合格しました。
Q:大学生活はいかがでしたか?
A:経済学の授業についていくのは大変でした。
でも、一生懸命、分厚い専門書を読んだり、レポートを書いたりして、3年で単位を取り終わりました。
学生時代、たくさんのアルバイトを経験しました。
⽜丼店、回転寿司店、鍋料理店、コンビニ、居酒屋、中華料理店、ドラッグストア、ツアーガイド、不動産会社。
2020年のオリンピックのボランティアもしました。
Q:来日した頃を振り返ってみて、いかがですか?
A:19歳だったので、携帯電話の契約ができなかったり、保証⼈がいなかったりして苦労しました。
銀⾏⼝座を開くために6つ⽬の銀⾏に⾏って、やっと作れた時は嬉しかったです。
住⺠登録をする際も、漢字を丁寧に書いて提出したのが思い出に残っています。
今は、ベトナム人留学生をサポートするサービスがたくさんあるので、良い時代になりましたね。
Q:日本での生活はいかがですか?
A:⼤阪は私の感じた中では⽇本で最も「⾃由でオープン」な都市でした。
⼤阪の雰囲気は、故郷を思い出させてくれるような親しみがありました。
⽇本で⼀番好きなのは、⾃分らしさを⼤切にできる⾃由な環境です。
⾃分の好きな服装や髪型、⻝べ物を楽しみ、他⼈の⽬を気にすることなく過ごせることが本当に好きです。
Q:DYDのお仕事で、心がけていることは何ですか?
A:たくさんのワーカーさんがいますので、それぞれのワーカーさんに合わせたサポートをするようにしています。
学生さんなら、自分の学生時代を思い出して、経験を活かしたアドバイスをします。
中国人のワーカーさんは、私が中国語で話しかけるととても驚き、リラックスしてくれます。
ワーカーさんはDYDのことを知らないで応募して、オンライン面接を経て、来てくれています。
初めて会うDYDのスタッフが私なので、安心して働いてもらえるように心がけています。
ダナンの実家にいるポメラニアンの「すし」ちゃん。
家族にはなんでスシなんだと言われましたが、私がお寿司が大好きだからです!