謙虚でいること【ブリッジスタッフリーダー:仇 信栄(キュウ シンエイ)】
社員インタビュー第7弾は、ブリッジスタッフのリーダー兼DX推進担当、仇さんです。(聞き手:総務の松田)
Q:日本に興味を持ったきっかけは何ですか?
A:私が2歳の頃、日本への出稼ぎブームが起こりました。
父も日本へ行こうとしましたが、悪い業者にお金を取られただけで終わってしまいました。
日本語の勉強をしていた父が、幼い私に簡単な挨拶などを教えたそうです。
中国に来た日本人と私が、日本語で会話をしていたと聞きました。
小学生の頃から「聖闘士星矢」、「ちびまる子ちゃん」など日本のアニメがテレビで放送されるようになりました。
日本のゲーム、音楽、ドラマ、バラエティ番組などを通し、日本に親しみました。
1980年代生まれの中国人は、そういう人が多いですね。
Q:大学は日本語と日本文学専攻でしたね?
A:はい、入学するまでに日本語を話せるようになっていましたが、改めて基礎から学びたく、日本語専攻を選びました。
大学卒業後、インターブリッジグループという日系コンサルティングファームに就職しました。
そのコンサル会社で働き、学んだ11年間は、沢山の経験を積み、スキルを磨いたと同時に、価値観や美意識を形成されたかけがえのない時間です。
Q:そんなに共感できる会社から転職したのはなぜですか?
A:事業会社で自分の実力を試したく、就職活動を始めた時、親友が星野リゾートの求人が出ていることを知らせてくれました。
もともと旅行もインテリアも大好きなので、縁を感じました。
Q:星野リゾートではどんな仕事を?
A:星野リゾート情報システムグループの海外案件プロジェクトマネージャーとして入社し、中国メインランドの初案件の「嘉助天台」の開業準備をはじめ、他の星野リゾート海外施設の運営改善、IT戦略立案、プロダクトマネージャー等幅広くやらせていただきました。
その中で、OSTAY社と共同で取り組む案件があり、そこでジェリンさんと知り合ったことが、次のChapterであるDYDへの転職のきっかけとなりました。
Q:DYDではどのようなことを考えて働いていますか?
A:日々会うお客様とワーカーさんは勿論、同じチームのメンバーにも、DYDがあって良かった、一緒に働けて楽しいと思ってほしいです。
ブリッジスタッフとしてのルーチン作業だけではなく、ひとつひとつのご縁を大事にし、小さくても良いので、何か相手の人生にプラスになるようなことが出来ると嬉しいです。
あと、謙虚でいることです。
難しいですが、毎日意識しながら仕事に臨んでいます。
謙虚になると、世界が美しくなります。