「匂いのすれ違い」
2026.10.22
昨日は自分の通院のため、午後休を取得した。
注射の跡をさすりながら帰宅したら、今度は桃子だ。
嫌がる桃子をキャリーに詰め込み、動物病院へ。
年1回の健康診断(採血など)とワクチン接種のためだ。
「桃子ちゃんお預かりしますので、お母さんはお待ちください」
待合室にまで聞こえる、桃子の鳴き声。
「お母さん、どうぞ」と声がかかって診察室に入ると、肩で息をする桃子と先生とスタッフさん、そして大量の抜け毛。
相当暴れたようだ。
お騒がせしてすみません、とぺこぺこしながら連れて帰った。
「桃ちゃん、ごめんね。大変だったね」といつもより多めにちゅ〜るをサービス。
すると今度は、ブリッジスタッフのひとりから「転んで怪我をしました」と連絡があった。
偶然、彼女とは自宅が近い。
日本語は上手だけれど、ひとりで病院に行くのは大変かもしれない。
良かったら付き添うよ、と言ったら、救急車から「来ていただけますか?」の電話。
「松田さん、こんな夜中にす゛み゛ま゛せ゛ん゛〜」
救急隊員の横から聞こえる、彼女の涙声。
泣くな泣くな、今から行くよ。
…とは言っても、もう電車はない。
タクシーだ!
病院通いの一日。