DYDさんにお願いした結果、ベトナム人と日本人の割合が9:1になりました。

株式会社 JAPAN FARM PARTNER様

「信用、信頼し合って、ワンチームで仕事をしたいと思っています」と語るのは、農業生産法人 株式会社 JAPAN FARM PARTNER 関西事業部 営業ご担当の田中さん(後列中央)です。
DYD導入のきっかけや、今後の課題について伺いました。(聞き手:総務の松田)

まず、事業内容をお聞かせください。

田中さん:大阪府中央卸売市場の一角で、大手スーパー様の青果を商品に加工しています。
野菜や果物を袋詰めするのが主な業務です。
2024年4月下旬に始めた事業です。

 

DYDを導入されたのは、関西事業所を立ち上げてから約ひと月後ですね?

田中さん:そうです。立ち上げ時はスキマバイトサービスを利用して、日本人スタッフで賄おうとしました。
でも、腰を落ち着けて働きたい、そしてスキルアップしたいという人が来なくて、なかなかうまくいきませんでした。
人が集まりにくい地域ということもありました。
それで、人に紹介されたDYDさんにお願いしてみることに。
当初はベトナム人と日本人の割合が4:6でしたが、1年後の今や9:1です。

 

外国人材を使うことにためらいは?

田中さん:最初は私も先入観のようなものがあったと思います。
でも一緒に働いているうちに、イメージが変わりました。
ベトナム人の国民性でしょうか、みんな明るくてまじめです。
明る過ぎておしゃべりが多くなったりもしますが、注意すればすぐに改めてくれます。
又、スタッフ間でよく協力し合っていますね。
無断欠勤などもほぼありませんし、とても助かっています。

 

総務の松田メモ

青果を扱っているので、天候などにより必要な人数に波があります。
今日は20名、明日は10名!?
じゃあ10名には別のお仕事をご紹介…そんな繁閑対応もしています。

 

課題は何でしょうか?

やはり日本語ですね。
商品には産地表示のラベルが貼られています。
それを間違えずに読み取らないと、産地偽装になってしまいますから。
時間のある時に、日本語教室を開いています。
47都道府県名を虫食いクイズにしたりして、外国人スタッフが覚えられるように工夫しています。

 

今後の展望を教えてください。

いま青果の商品加工を請け負っている株式会社トライアルストアーズさんは、全国展開しているスーパーです。
関西だけではなく、山陰や東海地方にも事業進出したいです。
個人的には、ベトナムに行こうと思っています。
一緒に働いている皆が生まれ育ったところを見てみたいですし、単語ですがベトナム語も覚えましたし。
私のLINEスタンプはベトナム語ですよ!

 

総務の松田メモ

田中さんが、果物を袋に入れてテープで留める作業の動画を見せてくださいました。
熟練ワーカーさんたちの手際の良さにびっくり!
特に高価な柔らかい果物を扱うには、更にきめ細やかな技術が必要です。
次の事業所開設の際には「ベトナム人を連れていきます」というのは、冗談ではないかも…?

 

取材協力:農業生産法人 株式会社 JAPAN FARM PARTNER
農業や漁業、畜産業における実践知を共有し、それぞれの課題に応じた解決策を提案。
独自に開発した鮮度保持技術「ZEROCO」が注目されている。

戻る